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【最終発表】月1万ドルの壁を壊す。「複利の力」を宿した新プラン『NEO』登場。

Funded7 Team

プロップトレーダーの皆様、こんにちは。Funded7です。

12月のプレシーズン・キャンペーンも、いよいよ最終週です。 これまで「透明性」「プロ口座のティアシステム」をお伝えしてきましたが、最後に「攻め」の革命についてお話しします。

私たちは2025年1月、トレーダーの成長を阻む「2つの見えない壁」を取り払います。 一つは「制限口座に対する誤解(利益の壁)」、もう一つは「月間出金枠の壁」です。

制限口座でも「利益は青天井」

まず、最も重要なポリシーをお伝えします。 「制限口座」という名前を聞くと、多くのトレーダーはこう不安に思うかもしれません。

「制限ということは、稼げる金額にも蓋(キャップ)をされるのではないか?」 「1日に稼げる利益が制限されてしまうのではないか?」

ご安心ください。Funded7にそのようなルールは存在しません。

たとえリスク管理のために「シルバー」や「ブロンズ」ティアになったとしても、稼げる金額に上限はありません。 リスク管理(1.0%など)さえ守っていただければ、ブロンズ口座であっても1日で5%稼ごうが10%稼ごうが、その利益はすべてあなたのものです。

「守り(リスク)」は制限しても、「攻め(利益)」は制限しない。 これが私たちの約束です。

自らの限界を超える:新プラン『2-Phase NEO』

さらに、私たちはFunded7自身の限界にも挑みます。

これまでのチャレンジプランでは、健全な財務運営のために「月間の出金上限」を $10,000とさせていただいておりました。 しかし、トップトレーダーにとってはこの額すら通過点であることを私たちは知っています。

そこで、この「1万ドルの壁」を突破するための新プランを用意しました。 その名は『2フェーズ NEO(ネオ)』。

複利(Scaling)で枠を広げろ

NEOプランでは、あなたの口座残高の成長に合わせて、出金枠そのものが「×1.2倍」の複利で拡大し続けます。

  • Stage 1: $10,000(スタート)
  • Stage 2: $12,000 (×1.2)
  • Stage 3: $14,400 (×1.2)
  • Stage 4: $17,280 …

スケーリング申請が可能な方は、月次でペイアウト上限額を達成した方です。今まで、ペイアウト限度額まででペイアウト申請をせざるを得なかった方は、次の月からはスケーリングした限度額までペイアウト申請が可能です。

プロ仕様のスペック

NEOは「一発狙いのギャンブル」ではなく「長期的な資産形成」のためのプランです。 そのため、レバレッジは欧州のプロ基準である 1:30 に設定しました。

  • 通常2フェーズ: レバレッジ 1:50以下。攻めたい人向け。月のペイアウト上限枠$10k固定。
  • 2フェーズNEO: レバレッジ 1:30以下。ペイアウト額をスケールアップしたい人向け。月のペイアウト上限枠拡大。

2026年1月5日、すべての準備は整った。

  • 40%ルールのない世界。
  • 失敗しても蘇れるティアシステム。
  • 透明性
  • そして、月1万ドルの壁を超えるNEOプラン。

これら全てが、2025年1月5日から始動します。

選ぶのはあなたです。新時代でお会いしましょう。

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【2026年1月アップデート】「ミス=即失格」の時代は終わりました。「ティア別プロ口座」導入。

Funded7 Team

【UPDATE 12/5:ローンチ日程の最適化について】
当初2025年1月1日の適用開始を予定しておりましたが、年始の祝日および週末(1/1〜1/4)を考慮し、より万全なサポート体制で皆様をお迎えするため、正式な適用開始日を「2025年1月5日(月)」に変更いたしました。

プロップトレーダーの皆様、こんにちは。Funded7です。

他2記事では「 不透明性の排除」「一貫性ルールとの決別」をお伝えしましたが、今週はさらに踏み込んだ改革について発表します。

進化の歴史:私たちは常に「退場させない方法」を探してきた

かつてFunded7は、日本国外におけるプロップファームの水準に合わせた、「ミス=失格」の体制で日本に参入いたしました。

ただFunded7は創業以来、日本の皆様の声に常に耳を傾けてきました。

「たった一度のミスで口座を失うのは厳しすぎる。」

その声に応えるため、私たちはこれまでも「リセット制度(による違反の帳消し)」や「他社参考の一貫性ルール(によるプロ口座の延命)」など、「ブリーチ(失格)」にしないための暫定的な救済措置を最大限の柔軟性と迅速さで、数多く行ってまいりました。

その上で私たちは考え続け、ついに「最もフェアな答え」にたどり着きました。

まずは先週発表させていただいた、ルールの完全透明化です。

ただ、「完全透明性」には1つ避けられないデメリットがあります。それは、チャレンジルールがどうしても複雑に見えてしまうことです。

完全な透明性を実現したことで、逆にお客様が挑戦しにくくなってしまうのは、我々としても望むことではございません。

そこで、我々は

「リスク管理に失敗しても、失格にすることなく、そのままプロとして活躍していただく仕組み」

を実現しました。

それが、今回導入する「ティアシステム」です。

新システム:3つの「プロ口座ティア」

2026年1月より、アカウントを「合格か、失格か」の0か100かで判断するのではなく、実力に合わせた「3つのステージ(ティア)」で管理します。

口座タイプ プロ口座(Pro Account) シルバープロ口座(Silver Pro Account) ブロンズプロ口座(Bronze Pro Account)
対象 Clean Pass

ルール違反なく、安定した成績で合格したトレーダー。

Consistency Miss

利益が特定のトレードに偏っており、再現性に懸念がある場合。

Risk Warning

リスク許容度を超過しているが、利益目標は達成している場合。

レバレッジ 1:50 1:30 1:20
リスク上限

(Flat Risk %)

3.0% 2.0% 1.0%
SL設定 任意(推奨) 必須 必須
卒業条件

(プロ口座への昇格)

合計3回の出金成功

(3 Successful Payouts)

合計3回の出金成功

(3 Successful Payouts)

リスク上限(Flat Risk %)について:

単一ポジション、相関ペアの合計、ポートフォリオ全体、すべてにおいて上記の「フラットレート」が適用されます。

  • プロ: 制限なしの正規プロ。
  • シルバープロ / ブロンズプロ: リスク管理を再確認するための「調整ステージ」。

もしリスク管理に失敗した場合、 「シルバープロ(リスク上限2.0%)」などのセカンドステージで、取引を継続できます。
今までのような、1つのミスがチャレンジの終了を意味するのではなく、安定したプロへの道をサポートします。

【最重要】「制限」されるのはリスクだけ。利益は制限しません。

ここで、Funded7における「制限口座(Restricted Tier)」の定義を明確にしておきます。 一般的に、制限やペナルティと聞くと、「稼げる金額に蓋(キャップ)をされるのではないか?」と不安に思うかもしれません。

ご安心ください。Funded7に、そのような「利益の上限」は存在しません。

私たちが制限するのは、あくまで資金を守るための「リスク(損失の許容範囲)」だけです。 「利益(稼ぐ金額)」については、一切の制限をかけません

シルバー口座(リスク2.0%)であっても、リスクルールを守ってトレードする限り、1日で100万円稼ごうが1000万円稼ごうが、その利益はすべてあなたのものです。 「1日の利益はここまで」といった、あなたの成長を止めるルールは一切ありません。

私たちは、あなたの「攻める力(利益)」を削ぐつもりはありません。ただ少しだけ「守る力(リスク管理)」を強化してもらうだけです。

通常プロ口座への復活方法も明確化

Funded7ではプロ口座のティアが変わったとしても、当然明確な昇格基準を設けます。

私たちは、正規口座へ復帰するための条件を、誰にでもわかる明確な数値で示します。

  • 条件: 合計3回の出金(Payout)を成功させること。

これだけです。 「総合的な判断」といった曖昧な基準はありません。 制限ティアで安全運転を証明すれば、誰でも自動的に正規のプロ口座へ完全復帰できます。

失敗から学び、利益を出しながら成長できるトレーダーこそが、本物のプロフェッショナルです。

2026年1月適用開始。

この「ティア別プロ口座」システムは、2026年1月から稼働します。

私たちは「教育」を優先するプロップファームとして、失敗する恐怖から、皆さんの挑戦の機会を奪いたくありません。

プロになっても、リスク管理で失敗してしまうことはあるかもしれません。私たちは、そんな方に対しても、相場で生き残るためのリスク管理方法と制限されない利益をもってサポートいたします。

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統計的モニタリング(IQR)の完全解説と攻略法

Funded7 Team

この記事では、IQR(四分位範囲)を用いた統計的モニタリングの仕組みについて、数式を用いた詳細な解説と、直感的な理解のためのガイドを提供します。

1. 判定ロジックの全貌(The Math)

私たちは、あなたのトレード履歴(最低10トレード以上)から、以下の統計データを算出します。

ステップ1:基準値の算出

まず、過去の全トレードの「想定元本(Notional Value)」を並べ、以下の値を求めます。

  • Median (中央値): データの真ん中の値
  • Q1 (第1四分位数): 下位25%のライン
  • Q3 (第3四分位数): 上位25%のライン
  • IQR (四分位範囲): Q3 – Q1 (データの散らばり具合)

ステップ2:許容範囲(フェンス)の計算

ここから、あなたにとっての「正常な範囲」の上限を2つの方法で計算し、より厳しい(小さい)方を採用します。

    1. メジアン基準: Median × 2.5
    2. IQR基準: Q3 + (1.5 × IQR)

最終的な許容上限(Threshold) = MIN( メジアン基準 , IQR基準 )

判定: もし今回のトレードサイズ(想定元本)が、この「最終的な許容上限」を超えていた場合、そのトレードは「統計的な外れ値」と判定されます。

2. 実際の計算例

状況: あなたはこれまで50回のトレードを行っており、そのほとんどが 1.0ロット(EUR/USD) でした。

【あなたの統計データ】

  • Median: $100,000
  • Q3: $110,000
  • IQR: $20,000

【上限の計算】

  1. メジアン基準: $100,000 × 2.5 = $250,000
  2. IQR基準: $110,000 + (1.5 × $20,000) = $140,000

最終上限: MIN($250,000, $140,000) = $140,000

【今回のトレード】

  • XAU/USD(ゴールド) 1.0ロット
  • 想定元本: $230,000 (価格$2300の場合)

【判定結果】 $230,000(今回) > $140,000(上限) → 外れ値判定

解説: EUR/USDの1.0ロットと、ゴールドの1.0ロットは価値が違います。普段の履歴から見て、いきなり2倍以上の価値を持つポジションを持ったため、統計的に「異常」とはじかれました。

3. もし違反したら?「おにぎりとステーキ」で理解する攻略法

「うっ…数式だらけで頭が痛い…」 そう思った方も安心してください。この現象を、日常のランチ(おにぎり)で例えてみましょう。

「日常」と「異常」の話

あなたは普段、コンビニの「おにぎり(150円)」か、高くても「お弁当(600円)」を食べています。これがあなたの「日常(正常な範囲)」です。

ところがある日、突然あなたが「1万円の高級ステーキ」を食べたとします。 周りの友達(システム)はこう思います。「えっ!? どうしたの? 宝くじでも当たった?」 これが「IQR/メジアンに引っかかった状態」です。システムはビックリして、あなたの評価を一時的に「保留」にします。

どうやって解決(Cure)する?

食べてしまったステーキ(打ってしまったロット)は、もうお腹の中です。無かったことにはできません。 では、どうすれば友達(システム)に納得してもらえるでしょうか?

答えは、「その後も、色々なランチを食べ続けること」です。

もしあなたが、その後も何度か「2,000円のランチ」や「5,000円のディナー」を食べている姿を見せたら、友達の認識はこう変わります。 「あ、彼は基本的におにぎり派だけど、たまにはステーキや高いものも食べる人なんだな」

こうなれば、あの時の1万円ステーキは「異常」ではなく「彼の食事のバリエーションの一つ(許容範囲)」として認められます。

具体的な解決ステップ

  1. 焦らない: 申請が通らなかったとしても「データが足りないよ」と言われているだけです。
  2. トレードを重ねる: 違反したサイズ(ステーキ)に近い、あるいは中くらいのサイズのトレードを積み重ねてください。
  3. データが育つ: 履歴が増えることで、Q3やIQRの数値が広がり、計算上の「許容上限」が自動的に引き上がります。
  4. 解決: かつての「外れ値」が「範囲内」に収まれば、保留は解除されます。

4. よくある誤解:「ロット数は固定しなきゃダメ?」

「一貫性ってことは、毎回同じ1.0ロットで固定しなきゃいけないの?」 いいえ、全く問題ありません!

IQR(四分位範囲)という名前の通り、これは「点」ではなく「幅(レンジ)」を見るシステムです。

  • ゴールド:0.1ロット
  • ドル円:1.0ロット

このように使い分けていても、システムは「この人の守備範囲は0.1〜1.0の間だな」と学習します。その範囲内であれば、自由にロットを変更して構いません。

大切なのは、「それが私のスタイルです」と履歴で証明し続けることだけです。

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【2026年1月アップデート】Funded7のリスク計算式|なぜプロは「ATR」や「メジアン」を見るのか?

Funded7 Team

【UPDATE 12/5:ローンチ日程の最適化について】

当初2025年1月1日の適用開始を予定しておりましたが、年始の祝日および週末(1/1〜1/4)を考慮し、より万全なサポート体制で皆様をお迎えするため、正式な適用開始日を「2025年1月5日(月)」に変更いたしました。

【UPDATE 12/5:ユーザー様からのご質問への回答を追記】

記事公開後、「Pip値の定義」や「ATRの時間足」について具体的なご質問をいただきました。 補足として「計算に関する技術的な補足(Pip値・ATR期間)」を追記いたしました。ぜひご確認ください。

 

プロップトレーダーの皆様、こんにちは。Funded7です。

本日のアップデートは複雑に見えるかもしれません。

しかし、私たちが数式を導入し、それを公開するのには明確な理由があります。 それは、「曖昧さ(Ambiguity)」の排除です。

Funded7は、リスク管理の基準を「誰が見ても明らかな数式」へと移行します。 数式は嘘をつきません。計算式が公開されていれば、あなたは自分がセーフかアウトかを、エントリーする前に正確に知ることができます。

「ルールを明確にする。だから、安心して攻められる。」 これが、新しいFunded7の提供する「フェアな取引環境」です。

本日は、その核心となる「リスク管理の計算式(ATRとメジアン)」を包み隠さず公開します。

公開①:リスクの計算方法(SL vs ATR)

私たちは、「ストップロス(SL)を置いたから安心」とは判断しません。

SLの設定忘れや、広すぎるSL設定による事故を防ぐため、以下の原則でリスクを評価します。

リスク量 = MAX( SLに基づくリスク , ATRに基づく統計的リスク )

A. ストップロスに基づくリスク(SL Risk)

実際にストップロスにかかった場合の損失額です。Pip値(Contract Size)を含めて計算します。

計算式:

リスク額 = (エントリー価格 – SL価格) × (Pip値) × (ロット数)

B. ATRに基づく統計的リスク(ATR Risk)

市場のボラティリティに基づく潜在的なリスクです。SLを設定していない場合や、幅が広すぎる場合に適用されます。

計算式:

ATRリスク額 = ATR(14) × 1.96 × (Pip値) × (ロット数)

  • ATR(14): 過去14期間の平均変動幅(Average True Range)。
  • 1.96: 統計的な信頼区間(95%カバー)の係数。
  • Pip値 (Value Per Pip): その銘柄の1Pipあたりの金銭的価値。

重要: もしあなたがSLを設定しなくても、このATRリスクが適用されます。相場変動が激しい時はATRが広がるため、持てるロット数は自然と小さくなります。これにより、急変時の破綻を防ぎます。

【補足12/5】計算式の詳細仕様について(Q&A)

透明性を担保するため、計算式内で使用されるパラメータの定義を明確にします。

■ Pip値(Value Per Pip)について

  • XAUUSD(ゴールド): 当社の仕様では 1ロット=100oz(標準ロット)となります。 よって 1 pip(0.01ドル変動)= 1 USD として計算されます。

  • BTCUSD(ビットコイン): 当社仕様では 1 pip(0.01ドル変動)= 0.01 USD として計算されます。

■ ATR(Average True Range)について

  • 使用する時間足: 日足(Daily) のATR(14)を基準として採用しています。

どういう意味か簡単に解説

例えば、あなたが普段「1.0ロット」でトレードしているとします。

  • 平常時(ATRが小さい):
    計算上のリスク額は $500 です。許容範囲内ならOK。
  • 急変時(ATRが2倍に拡大):
    同じ1.0ロットでも、計算上のリスク額は $1,000 に跳ね上がります。もし許容範囲を超えていればNG(違反)です。

なぜこれが必要なのか?

例えば、「SLを極端に狭くして(例: 3pips)、ハイレバレッジで大きなロット(例: 10ロット)を持つ」手法をしたとします。

SL計算上はリスク範囲内かもしれません。しかし、ATR(市場の変動幅)から見れば、その10ロットは「一瞬のノイズで巨額の損失を生む危険なポジション」とみなされ、計算式に引っかかる可能性があります。

何%までリスクを取っていいのか?

ここで最も重要な「上限値」をお伝えします。 正規のプロ/チャレンジ口座におけるリスク上限は、「3.0%」です。

しかし、注意点がございます。これは単に「1つのポジション」だけの話ではありません。 Funded7では、相関関係の強い通貨ペアをまとめた「リスクバケット(Risk Bucket)」ごとの合計リスクを見ます。(FAQにて後日完全公開)

【判定ルール】 以下のいずれかが 3.0% を超えた時点

  1. 単一ポジションのリスク

  2. バケット内の合計リスク(例:EUR/USDロング + GBP/USDロング)

  3. ポートフォリオ全体のリスク

相関性バケットを用いた例

あなたは「EUR/USD」と「GBP/USD」で、それぞれ1.6%のリスクを取りました。 単体では3.0%以下なのでセーフに見えます。

しかし、これらはどちらも「対ドル買い(USD Longs)」という同じバケットに入っています。

合計リスク: 1.6% + 1.6% = 3.2%

上限3.0%超過

「分散しているつもりで、リスクが集中している」 これを防ぐために、私たちは全19種類のバケットリストをFAQで完全公開します(12/25予定)。

もし違反してしまったら?(The Consequence)

こちらは資金の安全に関わる重大なルールです。そのため、後からトレードを重ねて帳消しにすることはできません。

しかし、即座に口座没収(一発退場)とはなりません。

私たちは以下のフェアな処理を行います。

1. 違反による利益の無効化(Nullify):
違反したトレード(危険なリスクを取ったトレード)から得られた利益のみを取り消します。ルールを守って得た他の利益は、そのままあなたのものです。

2. ステータスの変更:
より適切なリスク管理を学び直していただくため、特別なプロ口座へご案内します。(来週発表)
当然ペイアウトは可能ですし、利益の制限などもございません。

結論:
リスク管理に失敗しても、ゲームオーバーではありません。恐れずに、しかし慎重にトレードしてください。

公開②:取引サイズによる判定

「ここぞという場面だから、いつもの5倍のロットを張る」。
SL計算上は許容損失内だったとしても、これは投資ではなくギャンブルとみなされます。
私たちは、あなたの「いつものサイズ(中央値)」を見ます。

※単純なロット数ではなく、通貨ペアごとの価値を揃えた「想定元本(Notional Value)」で計算します。

原則:
中央値(メジアン)の 2.5倍 を超えるサイズは認められません

どういう意味か簡単に解説

  • メジアンとは?: あなたのトレード履歴の「ちょうど真ん中のサイズ」です。
  • 違反例: いつも「1.0」前後で打っているのに、カッとなって突然「5.0」を打つ。これは2.5倍を超えているためNGです。

【重要】より高度な判定:メジアンとIQRの「補完関係」について

私たちはわかりやすさを優先して「メジアン(中央値)」を代表的な基準として説明していますが、「IQR(四分位範囲)」という統計指標も同時に計算しています。

→IQRも加味した具体的な計算法方法はこちら

これらは、どちらか一方だけで判定するものではなく、お互いの数値を補完(カバー)し合う関係にあります。

  • メジアン: あなたの「中心」を見るシンプルな指標。
  • IQR: あなたのトレードの「ばらつき(レンジ)」を見る詳細な指標。

実は、トレードスタイルによっては、メジアン基準よりもIQR基準の方が「広い(優しい)許容範囲」を示すことも多々あります。 システムは片方だけでなく、これらの指標を総合的に照らし合わせることで、あなたのトレードが本当に「異常値」なのか、それとも「許容範囲内のブレ」なのかを慎重に判定しています。

あえて少し複雑な「IQR」の話を別記事でしたのは、私たちが単純な計算式だけで機械的に切り捨てるのではなく、統計的な裏付けを持って、あなた個人のスタイルを最大限尊重し、公平に審査していることをお伝えしたかったからです。

もし違反してしまったら?(The Cure)

違反しても、利益没収(Reset)はありません。

その代わり、あなたは「メジアンを育てる」必要があります。

いつもの「あなたらしいトレード(Natural Trading)」に戻ってください。

無理に大きなロットを張って、数字の辻褄を合わせようとする必要はありません。(※そのような行為は、逆に「グリッドトレード」等の別ルール違反となる恐れがあります。今後FAQにて禁止事項についても詳述します)

一貫性のある正常なトレードデータを積み重ねることで、履歴全体が更新され、統計上の「外れ値」が自然と解消されていきます。 焦らず、あなたの標準的なトレードを続けてください。

いきなりホームランを狙わず、徐々にスイングを大きくしていくことがプロの流儀です。

プロトレーダーへの推奨

計算式を公開したからといって、そのギリギリを攻めていいわけではありません。ファームのリスク上限に挑むのはやめましょう。

また、以上の計算式が見慣れない方にとっては、少し困惑されたかもしれません。

ただ、答えは案外シンプルなものです。

常に余裕を持って(例えば1.0%以下で)運用することが、結果として監視に引っかからず、快適に長く生き残るための秘訣です。

過度に恐る必要はありません。私たちの次のアップデートでは、皆様の意図しない「失格」に対する恐怖を完全に取り払います。

2026年1月適用開始。

これらの「プロの基準」は、2026年1月5日から適用されます。
計算式はすべて公開しました。

以上を詳述したFAQは今後公開されますので、そちらもご参照ください。

今のうちにこの基準を予習し、ご自身のトレードスタイルを調整(ウォームアップ)しておいてください。

来週は、これまで多くのトレーダーを一瞬で市場から退場させてきた「ある厳しい制度」の廃止について発表します。

「ミス=即失格」の時代は終わります。

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【2026年1月アップデート】利益を「制限」する時代から、「証明」する時代へ。

Funded7 Team

【UPDATE 12/5:ローンチ日程の最適化について】
当初2025年1月1日の適用開始を予定しておりましたが、年始の祝日および週末(1/1〜1/4)を考慮し、より万全なサポート体制で皆様をお迎えするため、正式な適用開始日を「2025年1月5日(月)」に変更いたしました。

 

プロップトレーダーの皆様、こんにちは。Funded7です。
本日は、いくつかのプロップファームで採用されてきた「あるルール」との決別を宣言します。

それは、多くのトレーダーを悩ませ、出金を遠ざけてきた「一貫性ルール(40%など)」です。

2026年1月5日より、Funded7はより公平な新基準「QC(品質係数)」を導入します。

なぜ変えるのか? それは、Funded7が「利益を制限しない」プロップファームへと生まれ変わるからです。

この2つのルールの「基本概念」は正反対です。

  • 自社新ルール(QC): 利益を証明(Prove)するもの。
  • 他社一貫性ルール: 利益を制限(Cap)するもの。

新基準:「QC(品質係数)」とは?

新たに導入する「QC(Quality Coefficient)」は、利益額を制限しません。

私たちが問うのは、「その利益はまぐれではないか?」という一点のみです。

計算式:

QC = 2番目に良い利益 + 3番目に良い利益 / 1番良い利益

合格ライン: 0.90 以上

分母は「総利益」ではなく「あなたのベストトレード」です。

つまり、ホームラン($10,000)を打ったら、あと2本ヒット(合計$9,000分)を打って、「実力だ」と証明してください。それだけです。

その後に損失を出しても、分母(ベストトレード)は変わらないため、ゴールポストが動くことはありません。

※補足:判定は「日次」ではありません

ここで言う「利益」とは、「1回のトレード(または一連のポジション)」のことです。「1日の総利益(Daily P&L)」を合算して判定することはありません。純粋にあなたのトレード単位での評価となりますので、ご安心ください。

一般的な「一貫性ルール(40%等)」の欠点

「1つのトレードで総利益の40%以上を出してはいけない」

このルールの構造的な課題は、計算の分母が「総利益(Total Net Profit)」であることにあります。これがどのような状況を生むか、具体的なケースで見てみましょう。

よくあるシナリオ|動くゴール

あなたが素晴らしい分析で、$10,000 のビッグトレード(ホームラン)を当てたとします。

ペイアウトの壁

この$10,000を出金するには、これが総利益の40%以下でなくてはなりません。
つまり、口座の総利益を $25,000まで増やす必要があります。(あと$15,000稼げと言われます)

損失による泥沼化

あなたは利益を増やそうとトレードを続けますが、相場の変動で $2,000の損失 を出してしまいました。

  • 総利益:
    $10,000 – $2,000 = $8,000 に減少。
  • 比率:
    ビッグトレード($10,000) ÷ 総利益($8,000) = 125% に悪化。
  • 結果:
    損失を出したことで「分母」が減り、比率がさらに上がってしまいました。ゴール(出金条件)はさらに遠ざかります。

このように、利益を出せば出すほど、あるいはその後に少しでも負けるとハードルが上がり、無理なトレードを強いられる、そんな構造的なジレンマがありました。

【比較】同じ成績でも、これだけ違う

全く同じトレード成績でも、ルールが違うだけで判定結果が変わります。

あなたの成績例:

  • 1位のトレード: +$10,000
  • 2位のトレード: +$5,000
  • 3位のトレード: +$4,000
  • 総利益: $19,000

判定基準 計算式 結果 意味
❌ 40%ルール $10,000 ÷ $19,000 =
53%
違反 「1位の比率が高すぎる。もっと稼ぐまで出金できない」
✅ 新QCルール ($5,000 + $4,000) ÷ $10,000 =
0.90
合格 「素晴らしい一貫性です。全額出金OK」

結論:
40%ルールでは認められなかった成績が、QCルールでは「優秀なプロ」として即座に認められます。

プロ口座運用中の方へ:適用ルールの選択について

現在すでにプロ口座をお持ちの方は、「いつ出金申請(Payout Request)をするか」によって、適用されるルールを選ぶことができます。

  • 12月31日までに出金申請: →以前の判定基準で審査されます。
  • 1月5日以降に出金申請: → 「新QCルール」で審査されます。(*12/5更新)

ご自身のトレードスタイルに合わせて、有利な方をお選びください。

「罰する」から「育てる」へ。次週の予告

私たちは2026年に向けて、大きな方針転換を行います。

それは、トレーダーを「罰する(Breach)」方針から、プロとして「教育・育成する」方針への転換です。

今回の「QC導入」は、その第一歩に過ぎません。

来週は、これまで多くのトレーダーを一瞬で市場から退場させてきた「ある厳しい制度」の廃止について発表します。

「ミス=即失格」の時代は終わります。

1月の新システム稼働に向け、現在12月限定の「クーポン」を配布中です。

今のうちにチャレンジに参加し、万全の状態で「教育と実力主義の新時代」を迎えてください。

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