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カップウィズハンドルが失敗しがちな3つの条件|損切りの見直し方も紹介

カップウィズハンドルは、長期的な下落トレンドからの回復を示すチャートパターンとして多くのトレーダーに知られています。

しかし実際の相場を見てみると、カップウィズハンドルが形成されたのに下落した、ネックラインをブレイクしたものの上昇が続かないといった、失敗が起こることがあります。

この記事では、カップウィズハンドルが失敗する原因をパターン別に分け、それを回避するための方法などについて以下の項目で詳しく解説します。

  • カップウィズハンドルは失敗することがある
  • カップウィズハンドルが失敗しやすくなる3つの条件
  • カップウィズハンドルの失敗を助けてくれるインジケーター
  • カップウィズハンドルの失敗を想定した損切り設定
  • カップウィズハンドルの練習はFunded7で
  • まとめ

カップウィズハンドルは失敗することがある

カップウィズハンドルとは、長期的な下落トレンドからの回復を示すチャートパターンです。

実際にドル建てゴールドでは、2011年に天井をつけた後、2014年まで下落相場が続きました。

2014年~2018年までは方向感がないレンジ相場となっていたものの、週足上で大きな買いのカップウィズハンドルを形成したことをきっかけに大きな上昇を遂げました。

しかし、実際の相場ではカップウィズハンドルが形成されたにもかかわらず、失敗(だまし)に終わるケースもあります。

例えば、2025年2月6日〜2月7日にかけて、ユーロドルの15分足でカップウィズハンドルが形成されましたが、シグナルとは反して下落に転じました。

このようにカップウィズハンドルが形成されたからといって、必ずしも上昇トレンドのきっかけになるわけではないことに注意しなければならないのです。

実際の相場で起きたカップウィズハンドルの成功例、実際例については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

カップウィズハンドルの実例6選|その後やトレードのコツを解説!

カップウィズハンドルが失敗しやすくなる3つの条件

カップウィズハンドルが失敗しやすい条件について、以下の3つを解説します。

  • 相場のトレンドとシグナルの方向が合っていない
  • カップウィズハンドルの形が綺麗ではない
  • 材料がなく出来高が伴っていない

相場のトレンドとシグナルの方向が合っていない

カップウィズハンドルが示す売買シグナルの方向が、現在の相場のトレンドと合っていないと失敗する可能性が高まります。

例えば週足レベルで下降トレンドが続いている中、1時間足でカップウィズハンドルが形成された場合、短期的には上昇の動きが見られても、すぐに戻り売りに押されてしまいます。

実際に先ほど失敗例として紹介したユーロドルでは、長期的に下落トレンドが続いている中でカップウィズハンドルが形成されました。

対処法

カップウィズハンドルが形成された時間足よりも上位の時間足における市場の流れを見て、カップウィズハンドルのシグナルと一致しているかを確認することが重要です。

1時間足で形成されたなら日足、4時間足で形成されたなら週足など、2つ上の時間足を目安に確認しておくことがおすすめです。

また、期待するトレンド転換の時間足とカップウィズハンドルの大きさが釣り合っているかに注目することも重要です。

日足レベルなどの長期トレンドの転換を狙うのであれば、日足レベルで大きなカップウィズハンドルが形成される必要があります。

カップウィズハンドルの形が綺麗ではない

価格がチャートパターンのセオリー通りに推移するためには、チャートパターンの形成過程でトレーダーの心理がうまく噛み合う必要があります。

しかしチャートパターンの形が綺麗でないとトレーダーによって解釈が変わるので、失敗しやすい傾向にあります。

例えば、以下の画像のような右肩上がりのカップウィズハンドルは、見方によっては下落シグナルとなる「上昇ウェッジ」と捉えることもできるのです。

対処法

カップウィズハンドルの形状が綺麗かどうか、以下の項目をもとに事前にチェックすることでだましに遭うリスクを抑えられます。

  • カップ部分がなだらかなU字型を描いているか
  • ハンドル部分の横の長さがカップ部分と比べてコンパクトか
  • カップ部分の押しや戻りがカップ部分の50%以内に収まっているか
  • ネックラインが急角度な斜めでないか

材料がなく出来高が伴っていない

カップウィズハンドルのネックラインを突破してトレンドを形成するためには、その価格変動に出来高が伴っている必要があります。

したがってブレイクとともに出来高も上昇していないと、一時的な価格変動に終わり、その後すぐに失速することが多いのです。

例えば以下のチャートでは、ネックラインを突破した際に大きく出来高が上昇していることが分かります。

対処法

カップウィズハンドルのブレイクアウトが本物かどうかを見極めるためには、出来高とブレイクアウトの原因を慎重に分析することが重要です。

まず、ブレイクアウトの出来高が直前の平均出来高と比較して明らかに増加していると、だましでない確率が高まります。

次になぜ出来高が増加しているのか、ファンダメンタルズ分析で材料を確認します。

例えば、株価チャートにおけるカップウィズハンドルが上昇ブレイクした場合、政策金利が引き下げられた、経済に期待できる好材料が出てきたなどがあれば信頼性が高いです。

このようにテクニカル分析のみに注目するのではなく、ファンダメンタルズ分析を使って要因を分析することが失敗を避ける高めるコツです。

カップウィズハンドルの失敗を助けてくれるインジケーター

カップウィズハンドルの失敗を避けるためには、インジケーターと組み合わせることがおすすめです。

カップウィズハンドルが示す売買シグナルと同じシグナルをインジケーターでも確認することができれば、トレードの根拠がより強まります。

カップウィズハンドルと相性がいいインジケーターとして、以下の3つが挙げられます。

  • 移動平均線
  • MACD
  • RSI

例えば、以下のチャートではカップウィズハンドルがブレイク後、価格が移動平均線を超えて推移し続けているので本格的な上昇トレンドだと判断することができます。

今回紹介した3つの中から、普段使い慣れているインジケーターを選んで組み合わせてみましょう。

MACDについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

≫MACDを理解できる完全ガイド|見方や使い方をわかりやすく解説!

カップウィズハンドルの失敗を想定した損切り設定

一般的には、カップウィズハンドルのネックラインブレイク後にエントリーをして、そのネックラインの少し下の価格帯に損切りを設定します。

しかしネックラインの少し下だと、最も多いブレイク後のダマシによって損切りとなる可能性が高いのです。

したがって、以下のような位置に損切りを設定することが失敗を避けるために役立ちます。

  • カップの底
  • ハンドルの底

カップの底やハンドルの底に設定をしておくと、ネックライン付近の価格変動によるノイズに巻き込まれる可能性を下げられます。

カップの底とハンドルの底のどちらを基準にするべきか?

カップの底とハンドルの底に損切りを設定することには、それぞれメリットとデメリットがあります。

ハンドルを基準にする場合、損切りまでの値幅が少なくなるのでリスクリワードを高められるものの、ダブルボトムのような形になると損切りとなってしまいます。

一方でカップを基準にする場合、リスクリワードは低くなるものの、明確にトレンドが崩れるまでは損切りになることはありません。

したがって、カップウィズハンドルの形成に明確な自信がある場合は「ハンドルの底」、明確なトレンド転換を基準に損切りをする場合は「カップの底」に設定するとよいでしょう。

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まとめ

この記事では、カップウィズハンドルが失敗する原因や、それを回避するための方法について詳しく解説しました。

カップウィズハンドルは、相場の上昇転換を示唆する強力なチャートパターンですが、必ず成功するわけではありません。

特に相場のトレンドとシグナルが合っていない、形が不明瞭である、出来高が伴わないなどの要因があるとダマシに終わる可能性が高まります。

したがって、トレンドの確認や出来高の分析、適切な損切り設定が必要不可欠です。

今記事で紹介したポイントを参考にしながら、カップウィズハンドルを自分のトレードルールに組み込んでみてください。