プロップファームとはどのような仕組みなのか?報酬を得るまでの流れも解説!
「プロップファーム」という言葉を耳にしても、その仕組みや利用するメリット・デメリットがわからない方も多いのではないでしょうか?
プロップファームとは、外部から集めた資金ではなく、自己資金の運用を専門に行う金融会社です。
個人トレーダーでもプロップファームへ参加することができ、自己資金では実現できないほどの大金をプロップファームでは運用できる可能性があります。
この記事では、プロップファームの仕組みや参加するメリット、デメリットなどを以下の項目で詳しく解説します。
- プロップファームとは?
- プロップファームで運用を始めて利益を得るまでの仕組み
- 日本で注目されているのがプロップファーム「Funded7」
- プロップファームへ参加をする4つのメリット
- プロップファームへ参加をする3つのデメリット
- プロップファームはどんな人に向いているのか?
- まとめ
プロップファームとは?
プロップファーム(Proprietary Trading Firm)とは、外部から集めた資金ではなく、自己資金の運用を専門に行って資金の拡大を目指す金融会社です。
プロップファームでは、プロップファームに所属するトレーダーである「プロップトレーダー」へ会社の自己資金を提供し、運用を任せます。
そしてプロップトレーダーが利益を上げた場合、その利益はトレーダーとプロップファームで分配される仕組みとなっています。
プロップファームが資金を提供する目的や役割
プロップファームがトレーダーに資金を提供する目的の1つは、優秀なトレーダーの力を借りて企業の利益を拡大することです。
プロップファームが注目され始めたきっかけは、2008年のリーマンショックです。
金融危機による金融規制強化から多くの金融機関がディーリングデスクを縮小し、トレーダーが解雇される事態が発生しました。
その結果、スキルはあるものの、資金不足で取引を続けられないトレーダーが増加し、その才能を活かすためにプロップファームの存在がクローズアップされたのです。
また、プロップファームは単なる資金提供者ではなく、トレーダーが利益を上げられるように、取引環境やツールを整え、必要に応じて教育サポートを提供することも特徴です。
プロップファームで運用を始めて利益を得るまでの仕組み
プロップファームで運用を始めて利益を得るまでの仕組みは、以下の通りです。
- プロップファームへの登録する
- 資金提供の条件をクリアする
- 報酬が支払われる
プロップファームへ登録する
個人トレーダーがプロップファームへ参加するには、「金融機関のプロップファーム部門に配属される」または「プロップファームと直接契約する」方法の大きく2つあります。
しかし、金融機関のプロップファーム部門に配属される方法は、「その部門に配属されるか分からない」「求人が常にあるわけではない」などの理由でハードルが高いです。
したがって、プロップトレーダーを目指す多くの個人トレーダーは、オンラインサイトを通じてプロップファームへ登録することが一般的となっています。
資金提供の条件をクリアする
プロップファームでは、トレーダーが会社の資金を運用する実力を持っているかを測るために、テストのようなものを実施しています。
テストでは「利益目標の達成」や「損失許容額の遵守」、「リスク管理の徹底」などについて一定の基準が設けられています。
決められた基準を守りつつ利益目標を達成することで初めて資金が提供され、プロップトレーダーとして活躍できるようになるのです。
報酬が支払われる
プロップトレーダーになった後は、リスク管理など決められたルールに則ってリアル口座で取引を続けていきます。
そして、運用益を得ることができると、利益の一定割合が報酬としてプロップファームよりトレーダーへ支払われます。
ルールを守って取引をして運用益を獲得する限り、トレーダーへは定期的に報酬が支払われ続けます。
このように、プロップファームは実力があるトレーダーに企業資金を提供し、その取引成果に基づいて利益を分配する仕組みなのです。
日本で注目されているのがプロップファーム「Funded7」
Funded7は初めてプロップトレードに挑戦される方に最適なプロップファームです。
- 国内銀行へ直接ペイアウト
- 本人確認(KYC)が出金時まで不要
- MT5が使用可能
- スキャルピング可能
- 簡潔な取引ルール
- チャレンジフェーズは手数料無料
- 日本人サポートの手厚さ
Funded7ではプロップファーム選びの際に大事になってくる以上の要素を全て取り揃えております。
実際に多くのインフルエンサーの方にもご好評いただいております。
ぜひFunded7でのプロップトレードに挑戦してみてください。
プロップファームへ参加をする4つのメリット
自己資金のみで取引をするのではなくプロップファームへ参加をするメリットとして、以下の4点が挙げられます。
- 少ない自己資金で大きな資金を運用できる
- 大きな利益を狙える
- リスクが限定される
- トレードスキル向上の機会となる
その1:少ない自己資金で大きな資金を運用できる
プロップファームへ参加することで、自己資金が少なくても大きな資金を運用することができます。
例えば、Funded7では以下のようなプランが用意されています。
初期口座残高 | 200万円 | 700万円 | 1,500万円 | 3,500万円 | 6,000万円 |
プラン価格 | 1万0,530円 | 3万7,530円 | 5万7330円 | 10万5,353円 | 19万6103円 |
*2025年8月13日時点、25%OFFクーポン適用
19万6,103円のプランを購入した場合、6,000万円の残高がある口座を使ってチャレンジへ挑戦することが可能です。
このようにまとまった自己資金を用意できないトレーダーでも、プロップファームを活用すれば大きな資金を運用することができます。
その2:大きな利益を狙える
プロップトレーダーが得られる利益は、運用益によって変動する完全歩合制です。
プロップファームではまとまった資金を運用できるがゆえに、自己資金だけでは実現し得ない大きな利益を狙うことができます。
その3:リスクが限定される
プロップファームで行う取引による損失を個人が負担する必要がないので、リスクはプランの購入価格のみに限定されます。
例えば1万0,530円のプランを購入して200万円の口座で運用を始めた場合、取引による損失をトレーダー自身が負担することはなく、たとえチャレンジに失敗しても失うのは1万0,530円のみです。
一方で、200万円の自己資金を使って取引する場合、元本である200万円以上の損失を取引で被る可能性があります。
このようにリスクを抑えつつ大きな利益を狙うことができるので、精神的なプレッシャーを軽減しながら安心して取引に集中できます。
その4:トレードスキル向上の機会となる
プロップファームに参加することは、トレードスキルを向上させる絶好の機会です。
評価チャレンジ段階から損失を抑えつつ利益目標を達成する必要があるので、リスク管理やエントリータイミング、損切り設定など実践的なトレードスキルを磨くことが求められます。
またプロップファームによっては、レポートによって過去のトレードを分析できたり、教育コンテンツやメンタリングプログラムを提供していたりと取引環境が整っています。
充実したサポート体制のもとトレードスキルを磨くことができるので、初心者でも基礎から応用まで学びながらプロップトレーダーを目指すことが可能です。
プロップファームへ参加をする3つのデメリット
プロップファームには多くのメリットがありますが、一方で参加に伴う以下のようなデメリットも存在します。
- 一定のトレードスキルが必要になる
- 取引の自由度が高くない
- 選べるプロップファームがそれほど多くない
その1:一定のトレードスキルが必要になる
プロップファームでは評価チャレンジをクリアしたり、プロップトレーダーとして取引を続けたりしていくためのトレードスキルが必要になります。
例えば、Funded7における2段階の評価チャレンジが設けられている2フェーズプランでは、損失率を1日5%未満、全取引合計で10%未満に抑えつつ、一次評価では利益率8%、二次評価では利益率6%の達成を目指します。
したがって日々変化する相場状況に合わせてリスクを適切に管理するスキルがなければ、プロップトレーダーとして安定した収益を目指すことが難しいのです。
ただしチャレンジ達成までに無理な上限期間は設けられていないので、リスク管理のスキルを身に付けながらプロップトレーダーを目指すといったトレーダーも少なくありません。
その2:取引の自由度が高くない
プロップファームに所属するトレーダーは、会社の資金を運用するので取引ルールや取引方法などの制限を守る必要があり、自己資金を使ったトレードと比べると自由度は高くありません。
例えばFunded7では、アービトラージやシステム悪用、ヘッジ、高頻度取引(HFT)、ティックスキャルピングなどの取引が禁止されています。
禁止事項に抵触すると取引が続けられなくなるので、事前に各プロップファームの規約をよく確認して許可される取引スタイルを理解しておく必要があります。
禁止行為、不正行為に関するルール:
https://funded7.com/ja/faqs/trading-rules-ja/trading-restrictions-prohibited-practices-at-funded7/
その3:日本語対応のプロップファームがそれほど多くない
プロップファームは近年注目を集めていますが日本国内でのサポート体制は未整備なことが多く、自ずと選択肢が少なくなってしまうことがデメリットとして挙げられます。
特に以下の条件に当てはまるプロップファームはレアであると言えます。
- 日本語でのサポート体制が整っている
- 取引プラットフォームとしてMT5が使え
- 本人確認(KYC)にパスポート以外も使える
- 国内銀行へペイアウトできる
その点、Funded7は以上の条件を全て満たしたプロップファームであり、日本での展開後まもなく、Xを中心に話題となりました。
プロップファームはどんな人に向いているのか?
プロップファームに向いている人の特徴として、以下の例が挙げられます。
- 資金不足ではあるものの、取引の機会を広げたい人
- 本業としてトレード収益を得たい人
- リスクを抑えて安定した取引をしたい人
- 実力に応じた報酬を得たい人
- これからトレードスキルを高めたい人
- 持っているトレードスキルを試したい人
一方で、ハイリスク・ハイリターンを求めたり、取引に完全な自由度を求めたりするトレーダーには向いていません。
まとめ
この記事では、プロップファームの仕組みや参加方法、メリット・デメリットなどについて詳しく解説しました。
プロップファームは、自己資金を抑えて大きな資金を運用できることが大きなメリットであり、特に資金不足で取引機会を広げたいトレーダーにとっては絶好の選択肢です。
プロップトレーダーとして活躍するためには一定のスキルが必要ですが、取引環境をうまく使うことができればスキルを高めつつチャレンジを進めることができます。