マーチンゲール(Martingale)戦略は、初期ポジションがドローダウン状態にある際に、同一資産・同一方向でポジションを追加し、取引量を増やしていく手法であり、制限されています。これらの積極的な取引手法には大きなリスクが伴い、必ず勝てるという前提に基づいている一方で、大きな損失の可能性を無視しています。
一方、ドルコスト平均法(Cost-averaging strategies)は、資産価格に関係なく、定期的に一定額を投資する戦略であり、構造化されリスクを抑えたアプローチとして認められています。
以下のいずれかの条件に該当する場合、その戦略はマーチンゲールと見なされます:
• 追加ポジションが1倍を超える倍率で取引されている場合
• 同様の価格・時間帯に、異なる取引量で追加ポジションが取られ、合計取引量が初期ポジションの1倍を超えている場合
これらの条件に違反した場合は、アカウント違反およびチャレンジが不合格と見なされます。
以下は、理解を深めるための例です。これらはあくまで一部のケースであり、禁止されるすべての行為や状況を網羅するものではありません。
例1 – マーチンゲールと見なされる(許可されない)
• 12:30、XAUUSD を 2100 の価格で 1 ロット買い
• 12:35、XAUUSD を 2095 の価格で 1.5 ロット買い
• 12:40、XAUUSD を 2090 の価格で 2.0 ロット買い
例2 – マーチンゲールとは見なされない(許可される)
• 12:30、XAUUSD を 2100 の価格で 1 ロット買い
• 12:40、XAUUSD を 2090 の価格で 1 ロット買い
• 12:55、XAUUSD を 2065 の価格で 1 ロット買い