こちらは Funded7のOREFルール①です。本ルールは、あなたの利益が「まぐれ」ではなく、繰り返し再現可能な「スキル」によるものであることを証明するための品質基準です。
違反基準ではなく、ペイアウト基準となります
【ルール1A】取引サイズルール #
私たちは、トレーダーが突然「一か八かの大勝負」に出てリスクを急拡大させることを防ぐため、過去の履歴に基づいた「動的な統計基準」を設けています。
最終的な許容上限の決定 #
システムは、下記2つの計算結果を比較し、より小さい(厳しい)方の数値をあなたの現在の「許容上限」として採用します。
許容上限 = MIN(メジアン基準 , IQR基準)
計算ロジック(メジアン基準とIQR基準について) #
システムは、あなたの全取引履歴から「想定元本」を抽出し、それらを昇順(小さい順)に並べ替えたリストを元に、以下の2つの基準を算出します。
*全ての取引を個々に独立したものとして考えます。つまり、恣意的に複数のトレードデータを統合したりはしません。
① メジアン基準(中央値による判定) #
全トレードをサイズ順に並べた際、ちょうど真ん中に位置する値を基準とします。
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対象データ: 並べ替えたリストのちょうど中央にくる「想定元本」
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計算式: 中央値(Median)× 2.5
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意図: あなたの標準的な取引規模から見て、2.5倍までは許容範囲として認めます。
② IQR基準(IQR基準:外れ値の判定) #
データのばらつきを考慮し、統計学的に「異常な突出(外れ値)」を特定する手法を用います。
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対象データ:
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第3四分位数(Q3): 並べ替えたリストの下から75%の位置にある想定元本(上位25%ライン)。
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IQR(四分位範囲): 「第3四分位数(Q3)」と「第1四分位数(Q1:下から25%ライン)」の差。
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計算式: Q3 + (1.5 × IQR)
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意図: あなたの普段の「取引サイズのバラツキ」を計算に入れ、そのバラツキの範囲を超えた極端なトレードを制限します。
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想定元本(Notional Value)とは? #
このルールは、単なる「ロット数」ではなく、全銘柄の価値を統一して評価する「想定元本(Notional Value)」を用いて計算されます。
なぜ「ロット数」で判定しないのか?
FXの1ロットとゴールドの1ロットでは、実際に動かしている金額(責任重量)が全く異なるからです。現在(2026年)の市場では、ゴールド1ロットはドル円1ロットの約5倍もの価値があります。
主要銘柄の想定元本:早見表と計算方法 #
MT5の「気配値表示」→「銘柄詳細」にある「コントラクトサイズ(取引単位)」を確認することで、誰でも簡単に計算できます。
| 分類 | 代表銘柄 | コントラクトサイズ | 想定元本の計算式 | 現在の想定元本(1ロット) |
| ドルストレート | EUR/USD | 100,000 | 100,000ドル 固定 | $100,000 |
| クロス円 | USD/JPY | 100,000 | 100,000ドル 固定 | $100,000 |
| ゴールド | XAU/USD | 100 | 現在価格 × 100 | $480,000 (現在価格$4800の場合) |
| シルバー | XAG/USD | 5,000 | 現在価格 × 5,000 | $400,000 (現在価格$80の場合) |
| 仮想通貨 | BTC/USD | 1 | 現在価格 × 1 | $100,000 (現在価格$100kの場合) |
ゴールドに関する重要な注意 #
近年の価格高騰により、ゴールドはたった1ロットの取引であっても、FX(ドル円など)の1ロットに比べて約5倍の資金を動かしていることになります。FXと同じロット数でゴールドを触ると、一貫性ルールに抵触しやすいためご注意ください。
実際の計算例(2026年現在の市場環境) #
あなたはこれまで50回のトレードを「EUR/USD 1.0ロット」中心に行ってきました。
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あなたの統計データ(EUR/USD 1.0ロット = $100,000換算)
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Median(中央値): $100,000
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Q3(上位25%ライン): $110,000
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IQR(ばらつき): $20,000
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算出された許容上限
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メジアン基準: $100,000 × 2.5 = $250,000
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IQR基準: $110,000 + (1.5 × $20,000) = $140,000
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あなたの最終的な上限:$140,000
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❌ 判定NGのケース #
今回:XAU/USD(ゴールド)を 1.0ロット エントリー
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計算:価格 $4,800 × 100 = $480,000
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判定:$480,000(今回) > $140,000(上限)
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結果:一貫性のない「外れ値」として判定。
✅ 判定OKのケース #
今回:XAU/USD(ゴールド)を 0.2ロット エントリー
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計算:価格 $4,800 × 20 = $96,000
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判定:$96,000(今回) < $140,000(上限)
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結果:一貫性を保ったトレードとして承認。
用語の解説 #
Median (中央値): 履歴をサイズ順に並べた時、ちょうど真ん中にくる数値。
IQR (四分位範囲): データの「いつもの範囲」を示す指標。
MIN: 2つの数値のうち、小さい方を採用すること。
ルール1B:活動基準 #
このルールは、短期間のラッキーなトレードだけで評価を終えるのではなく、一定期間、安定して市場に参加していることを確認するための基準です。
判定の基準: #
プロ口座への昇格、および出金申請には、以下の「最小活動実績」を満たしている必要があります。
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最低取引数:10回以上の決済(Closed Trades)
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合計で10回以上のトレードを完了させてください。これは、あなたの手法がたった数回の取引に依存していないことを証明するためです。
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最低取引日数:3アクティブ・トレーディング・デイ
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少なくとも「3日間」は実際に取引を行ってください。
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定義: 「アクティブ・トレーディング・デイ」とは、その日に少なくとも1回以上の新規注文または決済が行われた日を指します。
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なぜこのルールがあるのか? 私たちは「一発の大きな利益」よりも、長期的に利益を出し続けられる「一貫性」を重視しています。この基準を満たすことで、あなたの統計データ(中央値やQCスコア)の信頼性が担保されます。
【ルール1C】利益の品質係数QCルール #
基準:QCスコア ≧ 0.90
これは「たまたまの利益」ではないことを証明するスコアです。 あなたの「最大の利益を出したトレード(またはクラスター)」に対し、「2番目と3番目に良かったトレード」がどれだけ続いているかを測定します。
「トレードクラスター」の定義: この計算において、「同一銘柄で、近い時間帯に建てられた複数のポジション」は、まとめて「1つのトレード」としてカウントされます。 (1つの大きなギャンブルポジションを、複数の小さなポジションに分割してルールを回避する行為を防ぐためです)
計算式
QC = (2番目の利益 + 3番目の利益) ÷ 最大の利益
このスコアが 0.90以上 であれば合格です。 つまり、「ベストトレードに匹敵する素晴らしいトレードが、他にも少なくとも2回はある」ということを証明してください。
良い例(合格):
- 1番目に良かったトレード: +$10,000
- 2番目に良かったトレード: +$5,000
- 3番目に良かったトレード: +$4,000
- 計算: ($5,000 + $4,000) ÷ $10,000 = 0.90 (合格 ✅)
悪い例(不合格):
- 1番目に良かったトレード: +$10,000
- 2番目に良かったトレード: +$2,000
- 3番目に良かったトレード: +$1,000
- 計算: ($2,000 + $1,000) ÷ $10,000 = 0.30 (不合格 ❌)
- ※この場合、利益の大半がたった1回のトレードに依存しており、再現性が低いと判断されます。
ルール1未達成の場合は? #
ルール1が未達成でも、あなたは違反にはなりません。 また、これは「ストライク」にはカウントされません。私たちは、あなたが実力を証明するまで「待つ」だけです。
ケースA:チャレンジ合格時(Phase 2 完了時) #
システム上の制約(ターゲット達成によるロック)により、その場でのデータ修正ができません。
- どうなる?: 原則として「シルバープロ口座(Silver Funded)」へご案内します。
- その後どうすれば?: シルバー環境(リスク2.0%)で実力を証明してください。3回の出金に成功すれば、正規のプロ口座へ昇格できます
ケースB:プロ口座運用中の出金申請時 #
- どうなる?: ペイアウト基準であるルール1が未達成なので、出金は保留となります。
- その後どうすれば?: トレードを継続してください。新しい「一貫性のあるトレード」のデータが積み上がることで、過去の偏り(データ上の歪み)が解消されます。QCスコアや中央値が正常範囲に戻った時点で、いつでも出金が可能となります。